2016年2月12日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題97



問題97  記憶に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 短期記憶では、膨大な情報の貯蔵が可能である。

2 記憶には、記銘と保持と想起の3つの過程がある。

3 手続き記憶とは、自分に起こった出来事に関する記憶である。

4 エピソード記憶とは、一般的な知識についての記憶である。

5 記憶の処理は、中脳で行われる。



解答

×1:短期記憶とは、短期間保持される記憶です。

○2:

×3:手続き記憶は思考を介さずに獲得され再現される、物事の手順についての記憶です。

×4:エピソード記憶は、個々の経験・体験の記憶を指します。

×5:記憶はいったん脳の奥の海馬という部位に保存されます




記憶に関する過去問題 正答



1 記憶は、保持時間の長さの違いから、感覚記憶、短期記憶、長期記憶に分けられる。

2 エピソード記憶とは過去にたいけんした喜怒哀楽や驚きにみちた出来事などを思い出して語ったりする記憶のことである。

3 エピソード記憶は、個々の経験・体験の記憶を指す。

4 短期記憶とは、短期間保持される記憶である、と定義されています。

5 手続き記憶は思考を介さずに獲得され再現される、物事の手順についての記憶。ピアノの弾き方、自転車の乗り方などがその例である。





1:感覚記憶は感覚刺激を感情情報の「まま保持する記憶のことをいいます。加齢に伴い、感覚器官が衰えてくるので感覚記憶の情報量は減ってきます。

2:結婚したことや戦争体験を思い出す記憶のことをいいます。

3:特に覚えておこうと思わなくても、自然に脳に蓄積されているのがこのエピソード記憶です。

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