2015年12月25日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題48






問題48  視覚障害のある利用者の歩行介助をするときに、利用者に介護者のからだを握ってもらう基本的部位として、最も適切なものを1つ選びなさい。


















1 A

2 B

3 C

4 D

5 E



正答:3



●視覚障害者の歩行介助

1 介護者は視覚障害者の半歩前に立ち、後方から介護者の肘の上を握ってもらい、視覚障害者の肘が直角になる位置で歩行誘導する。

2 道路上での誘導は、足を高く上げて障害物や道のでこぼこに履物を引っかけないように説明しながら誘導する。

3 横断歩道や信号はその旨伝え、周囲の状況と合わせて説明しながら渡る。

4 階段昇降時の誘導:階段の手前で直角につけて立ち止まり、説明後介護者が1段目を上り止まる。次に、視覚障害者が足先で段を確認し上る。以後、介護者が1段先行し昇段、最終段まで来たところで説明し両足をそろえて止まる。降りるときも同様の方法で行う。

5 狭い場所の誘導:介護者の誘導している腕を背中に回し、視覚障害者と前後して通過する。その際、障害物や周囲の状況をあらかじめ伝えて通過する。

2015年12月24日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題47






問題47  ボディメカニクスの基本原則に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 介護者の支持基底面積は、狭くとる方が身体は安定する。

2 介護者は体幹をねじらず、足先を移動の方向に向ける。

3 介護者は大きな筋群よりも、指先や腕の力を使う。

4 介護者は重心を、できるだけ高くする。

5 利用者の身体をベッド上で水平移動する場合は、背部が接する面積を広くする。




正答:2




ボディメカニクスを利用した介助にかんする過去問題 正答

問題

1 移乗・移動介助では介護者は、自分の身体をねじらないように介助する。

2 移動介助をする場合、介助者は支持基底面積を広くする。

3 移動介助では介護者は利用者にできるだけ近づく。



●介護のボディメカニクスの基本

1 支持基底面を広くとる。足幅を前後左右に広げて立位を安定させる。

2 重心を低くする。膝を曲げて腰を落とすことで姿勢を安定させる。

3 介護者と要介護者の重心を近づける。近づくことで容易に介助しやすくなる。

4 重心の移動をスムーズにする。持ち上げずに水平に滑らせる。移動方向に足先を向ける。

5 小さくまとめる。手は胸元で組んでもらったり膝を曲げて四肢をなるべく体幹部に近づける。

6 てこの原理を利用する。持ち上げずに支点を作る。

7 大きな筋群を利用する。大腿部、臀部などの大きな筋肉を使う。

2015年12月23日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題46






問題46  右片(みぎかた)麻痺(まひ)の利用者がベッドから立位になるときの介護方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の右(みぎ)膝(ひざ)に手を当て、立ち上がるのを補助する。

2 麻痺側(まひそく)の下肢を外転させる。

3 背すじを伸ばしたまま立ち上がるように、声をかける。

4 ベッドに深く腰掛けるように、声をかける。

5 利用者の左側に立つ。





解答

○1:右ひざに手を当てることで、麻痺の右側の膝おれを防止することができます。

×2:麻痺側の下肢をねじると転倒しやすくなります。

×3:前にかがむ状態の方が立ちやすいです。

×4:ベッドに浅く掛けた方が立ちやすいです。

×5:患側に立つのが原則です。右片麻痺なので右側に立ちます。

2015年12月22日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題45







問題45  介護が必要な利用者の口腔(こうくう)ケアの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッド上で実施する場合、仰臥(ぎょうが)位(い)(背臥位(はいがい))にする。

2 全部床義歯(総入れ歯)の場合、上からはずす。

3 ブラシの部分が大きく硬い歯ブラシを選ぶ。

4 うがいができる場合、ブラッシング前にうがいをする。

5 舌(ぜっ)苔(たい)は残さず取り除く。



口腔ケアの問題はよく出題されます。


解答

×1:仰臥位だと誤嚥性肺炎をおこす可能性があります。ベッドをギャッジアップし、できるだけ上半身を起こしましょう。または、側臥位(横向き)にして口腔ケアをします。

×2:総義歯を外す順序は下あごから外して上あごです。また、義歯を装着するときは上あごから下あごとなります。

×3:ブラシは柔らかめのものがいいでしょう。硬い歯ブラシは歯茎を傷つけます。

○4:ブラッシング前にうがいをする効用は、乾燥した口腔に湿り気を与え、粘膜の損傷を予防します。乾燥して固まった汚れが水分で柔らかくなり除去しやすくなります。

×5:舌苔を取りすぎると、舌乳頭を傷つけてしまい、剥がれ落としてしまいます。すると、その舌乳頭が唾液と混ざって細菌のエサとなり、口臭がひどくなってしまいます。



2015年12月21日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題44







問題44  電気かみそりを使ったひげそりの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 蒸しタオルを当ててひげを柔らかくする。

2 電気かみそりを皮膚に強く押し当てる。

3 電気かみそりを皮膚に対して直角に当てる。

4 ひげの流れに沿って剃(そ)る。

5 顎(あご)の下などの湾曲した部分は、皮膚を寄せるようにして剃(そ)る。




正答:3

2015年12月20日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題43







問題43  トイレの環境整備として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 就寝時の寝室よりも照明を明るくする。

2 介助が必要な場合は、洋式便所の後方に介助スペースを確保する。

3 出入り口の扉は、外開きより内開きの方が良い。

4 L字型手すりの直径は、50㎜程度を目安にする。

5 縦手すりは、様式便座の先端よりも後方の側面に設置する。




解答

○1:

×2:前方にスペースがあったほうが利用しやすい。

×3:便所の戸は、外開きが望ましいです。 内開きの場合、便所内で倒れたときに身体が障害物になり救助に障害になります。

×4:女性のように手の小さな人の場合直径2.8~3.2cm、男性の場合3.4~4.0cm程度が程よい太さとされています。

×5:便座の先端の方でなければ不便です。

2015年12月19日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題42







問題42  介護保険の給付対象となる住宅改修として、正しいものを1つ選びなさい。

1 寝室の近くにトイレを増設する。

2 階段に昇降機を設置する。

3 手すりを取り付けるために壁の下地を補強する。

4 浴室内にすのこを置く。

5 浴室に暖房機を設置する。



正答:3



●介護保険の給付対象となる住宅改修

1 手すりの取り付け:転倒予防、移動、移乗動作のための手すりの設置

2 段差の解消:床の段差解消のための工事

3 滑りの防止、移動の円滑化などのための床や通路面の材料の変更:浴室、居室、通路面

4 引き戸などへの扉の取り替え:アコーディオンカーテンへの取り替え、開き戸を引き戸や折れ戸、ドアノブの変更

5 洋式便器などへの便器の取り替え:和式便器から洋式便器(暖房・洗浄機能付きなど)