2015年10月23日金曜日

介護支援専門員の仕事


介護福祉士の資格を取得すれば、実務経験5年以上で、介護支援専門員、ケアマネジャーの資格を取ることができます。

ケアマネジャーは、略称で、ケアマネと呼ばれています。ほとんどの人が「ケアマネ」と言います。介護福祉士も、たいていの人は「カイフク」と言ってます。

介護の世界では、「トクヨウ」とか、省略する人が多いです。最初は何を話しているのかよくわかりませんでした。利用者様やそのご家族の人に知られないように、話しているのかなと思っていましたが、ただ略しているだけです。意味不明です。

ケアマネは、その名前の通り、ケアマネージメントをする人です。ただのケアをマネージメントするのではなくて、介護保険制度に則って行わなければいけません。

要支援、要介護認定を受けた人からの相談を受けて、介護サービスのケアプラン(給付計画)を作成します。ケアプランの作成だけではなく、そのために、他の介護サービス事業者との連絡や調整などを行います。つまり、ケアの管理者です。

ケアマネは、おもに

1.居宅介護支援事業所
2.介護予防支援事業所
3.介護保険施設
4.グループホーム
5.小規模多機能型居宅介護事業所
6.その他

に所属することになると思います。つまり、それぞれの施設から求人があったときに採用されるということです。


○ケアマネの仕事

1.利用者の介護全般に関する相談援助
2.関係機関との連絡調整を行う



援助の流れは、

1.面接(インテーク)・・・利用希望者、家族はどのような介護サービスの希望をするか面接する。
2.査定(アセスメント)・・・どのような介護サービスが必要か査定する。
3.サービス計画、個別支援計画を作成(プランニング)・・・介護保険が利用できるようにサービス計画、個別支援計画を作成する。

4.評価(モニタリング)・・・サービスの利用開始後も提供されている介護サービスが適切か否かを定期的に評価する。

評価(モニタリング)した結果、要介護者と介護者の状況に合わせて再びアセスメント、プランニングをおこなう。




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