2016年1月24日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題78




問題78 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容として、正しいものを1つ選びなさい。

1 日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。

2 著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤(じゅうとく)な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。

3 室内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。

4 日常生活に支障を来すような 症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。

5 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。






正答:4




2016年1月23日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題77




問題77  イギリスの心理学者キットウッド(Kitwood,T.)が提唱した、「パーソン・センタード・ケア(person-centred care)」の考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の人の行動・心理症状(BPSD)を無くすること

2 認知症(dementia)の人を特別な存在として保護すること

3 認知症(dementia)の人のケアマニュアル(care manual)をつくること

4 認知症(dementia)の人の「その人らしさ」を支えること

5 認知症(dementia)という病気を治療すること




正答:4


2016年1月22日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題76




問題76 パーキンソン病(Parkinson disease)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 40歳代で発症することが最も多い。

2 突進現象が認められる。

3 筋肉の異常が原因である。

4 認知症(dementia)を合併することはまれである。

5 発病後5年以内に死亡することが多い。

 




正答:2


2016年1月21日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題75




問題75 高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 日本の高齢者(65歳以上)の死因順位(2011年(平成23年))で第一位である。

2 インフルエンザ(influenza)に合併することはまれである。

3 初発症状は高熱である。

4 呼吸数は減少する。

5 誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の予防には口腔ケアが有効である。 






正答:5


2016年1月20日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題74




問題74 褥瘡の発生部位として、最も頻度の高いものを1つ選びなさい。


1 大転子部

2 肩甲骨周辺

3 仙骨部

4 踵部

5 肘関節



正答:3



仙骨に最も褥瘡ができやすいのは、仰臥位では、仙骨に全体重の約5割が集中するからです。

2016年1月19日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題73




問題73 脱水時の状態として、正しいものを1つ選びなさい。


1 除脈(じょみゃく)

2 血圧の上昇

3 皮膚緊張の増加

4 めまい

5 体重の増加






解答

×1:脱水では頻脈(心拍が非常に速くなる)になります。徐脈(心拍が非常に遅くなる)ではありません。

×2:脱水症の時は体液量の減少によって1回心拍出量が減少し、血圧が低下します。

×3:皮膚の緊張感が低下します。皮膚を指でつまみ上げてから離して周辺の皮膚に戻るまでの時間が長くなります。

○4:脱水症状としては、口渇、口唇の乾燥、尿量の減少、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、めまい、嘔気、嘔吐などが挙げられます。

×5:水分が体から出て行きますから、体重は減少します。





2016年1月18日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題72





問題72 死別直後の遺族の心理に関する次の記述のうち。最も適切なものを1つ選びなさい。

1 周囲からのサポートに関係なく、死別後の生活に適応する。

2 悲嘆の経験は、心身に影響を及ぼさない。

3 悲嘆のプロセスは、多くの人で同じように進む。

4 十分に悲しむことが、悲嘆を乗り越えるために有効である。

5 遺族の心理的ケアは、緩和ケアに含まれない。



正答:4

2016年1月17日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題71





問題71  老年期の精神疾患(mental disease)と精神症状に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 老年期うつ病(senile depression)は、若年者のうつ病(depression)と比べて抑うつ気分が軽い。

2 アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)は、脳の器質的変化を伴わない。

3 うつ病(depression)等で自殺を試みた高齢者が死に至る率は、若年者の場合と比べて低い。

4 せん妄(delirium)は夜間よりも昼間に生じやすい。

5 老年期に発病した統合失調症(schizophrenia)は、妄想型が少ない。





解答

○1:高齢期のうつは若年者に比べて見逃されやすいです。悲哀の訴えが少なくて、気分低下やうつ思考が目立たないのが特徴です。

×2:アルツハイマー型認知症では器質的変化をもたらします。器質的変化とは組織や細胞が変形、変性あるいは破壊され、元の形に戻らなくなるように変化することです。


×3:自殺を試みた高齢者が死に至る率は若年に比べて高齢者のほうが高いです。

×4:せん妄(delirium)は意識レベルが低下する夜に起きやすいです。

×5:高齢者の統合失調症(schizophrenia)は妄想型が特徴です。



2016年1月16日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題70





問題70  プロダクティブ・エイジング(productive aging)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 バルテス(Baltes,P.)が最初に提唱した。

2 高齢者の経済的自立を目指した概念である。

3 エイジズム(ageism)による高齢者のとらえ方を肯定した概念である。

4 主観的幸福感とは無関係である。

5 プロダクティブ(productive)な活動には、セルフケア(self-care)が含まれる。




正答:5


プロダクティブ・エイジングとは生産的な高齢者の意味です。アメリカの老年学の権威であるバトラー(Butler, R. N.) によって提唱されました。プロダクティブ・エイジングは高齢者に自立を求め、さらに様々な生産的なものに寄与するべきであると説いてます。

2016年1月15日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題69





問題69 A君は、積み木を飛行機に見立ててB君と遊んでいた。大人がA君とB君の目の前で、おやつのジュースを一人150mlずつになるように計った。しかし、同じ大きさのコップがなかったので、それぞれ形の違うコップに入れて与えた。A君にジュースを入れがコップを渡したところ、A君は「B君のほうが量が多い」と言って泣き出した。

ピアジュ(Piaget,J.)によるA君の認知発達段階として、適切なものを1つ選びなさい。

1 形式的操作期

2 感覚運動期

3 前操作機期

4 再接近期

5 具体的操作期 




正答:3



●ピアジェの発達段階

○感覚運動期(誕生から約2歳まで):感覚運動期の最初の頃は目の前にあるものを隠しても子どもはそれを探そうとしないが、後半になると探そうとします。

○前操作期(子どもが話し始めてから約7歳まで):頭の中で表象して考えることはできるが、論理をまだ把握できず、見かけに引きずられる。

○具体的操作期(小学1年生から青年前期):前操作期と違いイメージやシンボルを論理的に変化させ、再構成することができます。

○形式的操作期(子供の認知発達の最終段階):「抽象概念および仮説上の出来事に関して合理的、系統的に考える」能力を持っている子どもと定義されています。



2016年1月14日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題68




{事例}

Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。

訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。



問題68  チームアプローチ(team approach)での訪問介護員(ホームヘルパー)の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 配食サービスをやめて、訪問介護(ホームヘルプサービス)を増やすように計画を変更する。

2 施設への入所手続きを代行する。

3 浴室を改修する見積もりを業者に依頼する。

4 本人と家族の思いをケアカンファレンス(care conference)で報告する。

5 訪問介護員(ホームヘルパー)の腰痛予防対策をケアカンファレンス(care conference)で話し合う。




正答:4


2016年1月13日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題67




{事例}

Fさんは10年前、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断された。ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)全般に、動作がゆっくり時間がかかる。Fさんは大柄だが、長女は小柄でやせており、入浴介助が難しい。訪問介護(ホームヘルプサービス)を週3回(入浴介助、長女が留守の時の調理)、通所リハビリテーションを週1回、配食サービスを週1回利用している。居宅介護サービス計画の方針は、Fさんの体調に考慮しながら、住み慣れた自宅で安心して暮らせるように支援することである。ある日、長女から「お弁当を食べていないことが時々ある」「お父さんが重くて腰が痛い」「そろそろ施設入所を考えている」と話があった。

訪問介護員(ホームヘルパー)はFさんの声が小さく、言葉がはっきりせず聞き取りにくくなったと感じている。



問題67 訪問介護員(ホームヘルパー)は、居宅介護サービス計画の変更を提案したいと考えている。

Fさんの主観的情報を得る方法として、正しいものを1つ選びなさい。

1 体重を測定する。

2 Fさんの考えを聞く。

3 食事摂取量を確認する。

4 表情から気持ちを推測する。

5 長女に息子の協力の有無を聞く。




正答:2


2016年1月12日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題66







問題66 介護過程の評価の実施に責任を持つものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者

2 家族

3 介護福祉職

4 医療関係者

5 行政機関



正答:3

2016年1月11日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題65







問題65 訪問介護員(ホームヘルパー)が介護計画に基づいて、いつものようにEさん (80歳、男性)に「一緒に洗濯物を干しましょう」と声をかけた。するとEさんが「どうしてそんなことをやらないといけないんだ」と大声をあげた。このようなことが何回も続いた。

この場面の訪問介護員(ホームヘルパー)のアセスメント(assessment)として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 認知症(dementia)の診断を急いでもらう必要がある。

2 声が外に漏れないように工夫する必要がある。

3 大声をあげる背景を確認する必要がある。

4 決められたことなのでやってもらう必要がある。

5 家族から励ましてもらう必要がある。




正答:3

2016年1月10日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題64







問題64 介護計画に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 生活課題を解決するための方法を計画する。

2 効果があればアセスメント(assessment)せずに計画する。

3 日常的な支援以外の方法を計画する。

4 介護福祉職の過去の成功体験をそのまま取り入れて計画する。

5 実現不可能でも目標を持って計画する。





正答:1

2016年1月9日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題63





問題63  Cさん(83歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)で、介護老人保健施設に入所している。最近、もの盗られ妄想がひどくなり、「時計がない」「金の時計だから盗まれた」「嫁が盗んだに違いない」と言い、週末に訪れる長男の妻のDさんに対して大声で、「返して」と言っている。

Cさんへの介護目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 行動・心理症状(BPSD)を改善する。

2 Dさんの汚名を晴らすことができる。

3 Dさんと穏やかに過ごすことができる。

4 説明を受けて理解することができる。

5 興奮時は薬で鎮静を図る。




正答:3

2016年1月8日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題62





問題62 Bさん(80歳、女性)はアパートの3階に一人で暮らしている。アパートにはエレベーターはない。5年前、階段で転倒し、右(みぎ)大腿骨頭(だいたいこっとう)置換術(ちかんじゅつ)を行った。現在、歩行には問題がない。社交的であったが、最近外出の回数が減った。友人が転んで大けがをしたこともあり「転びそうで怖い」と言っている。

Bさんへの生活支援の課題として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。

1 アパートにエレベーターがないこと。

2 転倒の不安があること。

3 一人暮らしであること。

4 手術の既往があること。

5 外出の機会が減っていること。

 


正答:2

2016年1月7日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題61











問題61  アセスメント(assessment)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 今できている活動の分析はしない。

2 これからできそうな活動の予測はしない。

3 利用者が嫌がることは検討しない。

4 他職種からの情報は検討しない。

5 1つの情報だけで検討しない。




正答:5


問題61~問題68は介護過程です。



アセスメントに関する過去問題 正答

問題

1 アセスメントは適切な援助計画を作成するために行う。

2 アセスメントは利用者の問題状況や、解決すべき課題について把握することである。

3 アセスメントは利用者の抱える生活問題だけでなく、その人の自助能力にも目を向ける。

4 アセスメントでは家族や友人、近隣、専門家から利用者に関する情報を収集する時は、あらかじめ利用者の了解を得ておくことが重要である。

5 アセスメントでは利用者を取りまく人間関係や組織、機関との関係性を視覚的に把握・理解する方法としてエコ・マップを作成する。

2016年1月6日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題60







問題60 介護老人福祉施設で臨終期にある人の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 昼夜の区別を明確にするような照明にする。

2 定期の入浴を行う。

3 夜間の巡回は控える。

4 安楽な体位を保持する。

5 仲の良い入所者の面会を控える。




正答:4





解答

×1:今さら昼夜の区別を明確にするような照明にしなくてもいいです。

×2:入浴は体に負担がかかります。しかし、臨終間近になると汗が多く出るので、ぬるま湯で体を拭くようにしましょう。

×3:夜間の巡回は控えなくていいです。いつ症状が変わるかわかりません。

○4:臨終が近くになるにつれて、体の動きが少なくなります。自分で体位を変えられなくなります。同じ体位でいると苦しくなります。仰向けのままだと呼吸がしにくいです。鼻や口からの分泌物も出にくくなります。肩や頭をやや高くして、横向きにするなど安楽な体位を保持します。

×5:仲の良い入所者との面会は生き甲斐や喜びとなります。

2016年1月5日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題59







問題59  Aさん(80歳、男性)は、自宅で妻と二人暮らしである。糖尿病(diabetes mellitus)で通院していた。2年前、肺がん(lung cancer)が発見され、抗がん剤による治療を行っていたが、数か月前から効果が少なくなり中止した。骨転移(bone metastasis)による痛みがあり、麻薬性鎮痛剤を使用している。Aさんは、「できるだけ家で暮らしたい」と希望している。寝ていることが多いが、トイレには伝い歩きで行くことができる。食欲はなく、食事を残すことが多い。妻は訪問介護員(ホームヘルパー)にAさんの日常生活について不安を訴えた。

 妻への訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「家では心配なので、入院しましょう」

2 「ポータブルトイレにしましょう」

3 「麻薬は怖いので、増やさないようにしましょう」

4 「好きなものを食べてもらうようにしましょう」

5 「なるべく寝ているようにしましょう」




正答:4

2016年1月4日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題58







問題58  安眠のための介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 午後に1時間以上の昼寝をするように勧める。

2 なるべく早い時間に床に就くように勧める。

3 日中、適度な疲労が得られる運動をするように勧める。

4 寝る前に熱めのお風呂(ふろ)に入るように勧める。

5 寝る前に緑茶を飲むように勧める。





正答:3


2016年1月3日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題57







問題57  2013年(平成25年)の「家計調査」(総務省統計局)における高齢単身無職世帯の家計収支に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 主な収入源は仕送りである。

2 主な支出は保健医療費である。

3 1か月の実収入は15万円を超える。

4 消費支出が可処分所得を上回っている。

5 非消費支出は5千円以下である。




正答:4

2016年1月2日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題56







問題56  片(かた)麻痺(まひ)のある利用者が着脱できる衣服を選択するときの助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 留めるボタンが小さいブラウスを勧める。

2 かぶり式のセーターを勧める。

3 股上(またがみ)の浅いスラックスを勧める。

4 伸縮性のないスラックスを勧める。

5 ウエストをひもで結ぶスラックスを勧める。





正答:2


2016年1月1日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題55






問題55  Mさん(77歳、女性)は一人暮らしである。半年前に転倒し、1か月間入院した。退院後は自宅にこもるようになり、週1回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用するようになった。ある朝、訪問介護事業所に、別居の長男から「母が悪質商法の被害に遭っているようです」と連絡があった。訪問販売で3か月間に高価な和服を次々に買っていて、Mさん名義の預金が100万円近く減っているという。長男は、「ほかにも買っているかもしれませんから、母の部屋を探してください。買った和服は着る機会もないのでクーリング・オフをさせます」と言い、すぐにでも手続きをとりたい様子である。

 この日、訪問する訪問介護員(ホームヘルパー)の最初の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ほかにも被害がないかどうか、Mさんの部屋の中を探す。

2 クーリング・オフが可能かどうか契約書の日付を確認する。

3 Mさんに和服を買うようになった経緯を確認する。

4 Mさんに和服を買うことが浪費であることを説明する。

5 販売業者にクーリング・オフの連絡を入れる。




正答:3

一番にすべきことは、経緯を確認することです。それから対処方法を考えます。もしかしたら購入したい意志が本人にはあったかもしれません。


2015年12月31日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題54





問題54  機能性尿失禁がある利用者の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 症状の改善に、骨盤底筋群を鍛える体操が効果的である。

2 尿路の疾患が疑われるので、泌尿器科の受診を勧める。

3 トイレを洋式に替えて、洗浄機能付き便座を設置する。

4 留置カテーテルを使用する。

5 早めのトイレ誘導を行う。



正答:5


排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁です。早めのトイレ誘導が必要です。


尿失禁は症状のパターン

1 切迫性尿失禁
2 腹圧性尿失禁
3 溢流(いつりゅう)性尿失禁
4 機能性尿失禁
5 混合型尿失禁

2015年12月30日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題53





問題53 おむつ交換時に配慮することとして、最も適切なものを1つ選びなさい。


1 他の利用者がいる場合でも「おむつを替えますよ」と直接的な表現で伝える。

2 清拭(せいしき)用の温タオルの温度を感じるために、手袋は使わずに陰部を拭(ふ)く。

3 陰部洗浄をする場合は、ぬるま湯を使う。

4 紙おむつの腹部のテープは、上のテープと下のテープを平行に止める。

5 腹部とおむつの間に隙間(すきま)を作らない。



正答:3


2015年12月29日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題52





問題52 入浴介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 埋込式ペースメーカーを装着している人は、シャワー浴にする。

2 人工(じんこう)肛門(こうもん)(ストーマ(stoma))のある人は、湯が入らないように装具をつける。

3 酸素療養中の人は、鼻カニューレを外して入浴する。

4 血液透析を受けている人は、透析直後の入浴を控える。

5 腹水がある人は、様式タイプの浴槽に横たわった状態で入浴する。



正答:4

2015年12月28日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題51





問題51  食品の凝固に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 ゼラチン(gelatin)は沸騰した湯で溶かす。

2 寒天は常温で固まる。

3 片栗(かたくり)粉(こ)は熱湯で溶いてから加える。

4 ペクチン(pectin)は精製塩で固まる。

5 増粘剤(とろみ剤)は添加後、かき混ぜずに提供する。




解答

×1:ゼラチンは冷蔵庫などで、20℃以下で凝固します。

○2:寒天は40~50℃で凝固しますので、常温で固まります。

×3:片栗粉は、水で溶いてから加えます。

×4:ペクチン(pectin)は、糖分と酸で固まります。

×5:増粘剤(とろみ剤)は、加えてからかき混ぜます。

2015年12月27日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題50





問題50  介護が必要な利用者の状況に応じた食事の提供に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 片(かた)麻痺(まひ)の人には、頭部を後屈させて介護する。

2 視覚障害の人には、クロックポジションで説明する。

3 嚥下(えんげ)障害(しょうがい)の人には、食事の温度は体温と同程度にする。

4 構音障害の人には、会話をしながら食事することを勧める。

5 認知症(dementia)の人には、その人が好む献立を繰り返し提供する。




正答:2

2015年12月26日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題49






問題49  Lさん(83歳、女性)は、誤嚥(ごえん)性(せい)肺炎(はいえん)(aspiration pneumonia)の既往があり、要介護2の判定を受けている。週2回、通所リハビリテーションを利用している。今日、通所リハビリテーションに来たLさんは、提供された食事をほとんど食べていない。食事以外に摂取している水分は、1日200~300mlだという。Lさんの手の甲の皮膚をつまむと、つまんだ形がそのまま残った。尿量も少なく、尿の色は濃い黄色であった。

 Lさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。

1 散歩を勧める。

2 入浴を勧める。

3 コーヒーを勧める。

4 おやつにゼリーを勧める。

5 食事の一時休止を勧める。




正答:4

水分の摂取量が少なく、脱水のおそれがありますので、水分の補給をします。高齢になると、嚥下機能の低下も見られ飲み込みがうまくいかないような場合はゼリーが適当です。そうすると飲み込みがしやすくなります。

2015年12月25日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題48






問題48  視覚障害のある利用者の歩行介助をするときに、利用者に介護者のからだを握ってもらう基本的部位として、最も適切なものを1つ選びなさい。


















1 A

2 B

3 C

4 D

5 E



正答:3



●視覚障害者の歩行介助

1 介護者は視覚障害者の半歩前に立ち、後方から介護者の肘の上を握ってもらい、視覚障害者の肘が直角になる位置で歩行誘導する。

2 道路上での誘導は、足を高く上げて障害物や道のでこぼこに履物を引っかけないように説明しながら誘導する。

3 横断歩道や信号はその旨伝え、周囲の状況と合わせて説明しながら渡る。

4 階段昇降時の誘導:階段の手前で直角につけて立ち止まり、説明後介護者が1段目を上り止まる。次に、視覚障害者が足先で段を確認し上る。以後、介護者が1段先行し昇段、最終段まで来たところで説明し両足をそろえて止まる。降りるときも同様の方法で行う。

5 狭い場所の誘導:介護者の誘導している腕を背中に回し、視覚障害者と前後して通過する。その際、障害物や周囲の状況をあらかじめ伝えて通過する。

2015年12月24日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題47






問題47  ボディメカニクスの基本原則に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 介護者の支持基底面積は、狭くとる方が身体は安定する。

2 介護者は体幹をねじらず、足先を移動の方向に向ける。

3 介護者は大きな筋群よりも、指先や腕の力を使う。

4 介護者は重心を、できるだけ高くする。

5 利用者の身体をベッド上で水平移動する場合は、背部が接する面積を広くする。




正答:2




ボディメカニクスを利用した介助にかんする過去問題 正答

問題

1 移乗・移動介助では介護者は、自分の身体をねじらないように介助する。

2 移動介助をする場合、介助者は支持基底面積を広くする。

3 移動介助では介護者は利用者にできるだけ近づく。



●介護のボディメカニクスの基本

1 支持基底面を広くとる。足幅を前後左右に広げて立位を安定させる。

2 重心を低くする。膝を曲げて腰を落とすことで姿勢を安定させる。

3 介護者と要介護者の重心を近づける。近づくことで容易に介助しやすくなる。

4 重心の移動をスムーズにする。持ち上げずに水平に滑らせる。移動方向に足先を向ける。

5 小さくまとめる。手は胸元で組んでもらったり膝を曲げて四肢をなるべく体幹部に近づける。

6 てこの原理を利用する。持ち上げずに支点を作る。

7 大きな筋群を利用する。大腿部、臀部などの大きな筋肉を使う。

2015年12月23日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題46






問題46  右片(みぎかた)麻痺(まひ)の利用者がベッドから立位になるときの介護方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 利用者の右(みぎ)膝(ひざ)に手を当て、立ち上がるのを補助する。

2 麻痺側(まひそく)の下肢を外転させる。

3 背すじを伸ばしたまま立ち上がるように、声をかける。

4 ベッドに深く腰掛けるように、声をかける。

5 利用者の左側に立つ。





解答

○1:右ひざに手を当てることで、麻痺の右側の膝おれを防止することができます。

×2:麻痺側の下肢をねじると転倒しやすくなります。

×3:前にかがむ状態の方が立ちやすいです。

×4:ベッドに浅く掛けた方が立ちやすいです。

×5:患側に立つのが原則です。右片麻痺なので右側に立ちます。

2015年12月22日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題45







問題45  介護が必要な利用者の口腔(こうくう)ケアの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 ベッド上で実施する場合、仰臥(ぎょうが)位(い)(背臥位(はいがい))にする。

2 全部床義歯(総入れ歯)の場合、上からはずす。

3 ブラシの部分が大きく硬い歯ブラシを選ぶ。

4 うがいができる場合、ブラッシング前にうがいをする。

5 舌(ぜっ)苔(たい)は残さず取り除く。



口腔ケアの問題はよく出題されます。


解答

×1:仰臥位だと誤嚥性肺炎をおこす可能性があります。ベッドをギャッジアップし、できるだけ上半身を起こしましょう。または、側臥位(横向き)にして口腔ケアをします。

×2:総義歯を外す順序は下あごから外して上あごです。また、義歯を装着するときは上あごから下あごとなります。

×3:ブラシは柔らかめのものがいいでしょう。硬い歯ブラシは歯茎を傷つけます。

○4:ブラッシング前にうがいをする効用は、乾燥した口腔に湿り気を与え、粘膜の損傷を予防します。乾燥して固まった汚れが水分で柔らかくなり除去しやすくなります。

×5:舌苔を取りすぎると、舌乳頭を傷つけてしまい、剥がれ落としてしまいます。すると、その舌乳頭が唾液と混ざって細菌のエサとなり、口臭がひどくなってしまいます。



2015年12月21日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題44







問題44  電気かみそりを使ったひげそりの方法として、適切なものを1つ選びなさい。

1 蒸しタオルを当ててひげを柔らかくする。

2 電気かみそりを皮膚に強く押し当てる。

3 電気かみそりを皮膚に対して直角に当てる。

4 ひげの流れに沿って剃(そ)る。

5 顎(あご)の下などの湾曲した部分は、皮膚を寄せるようにして剃(そ)る。




正答:3

2015年12月20日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題43







問題43  トイレの環境整備として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 就寝時の寝室よりも照明を明るくする。

2 介助が必要な場合は、洋式便所の後方に介助スペースを確保する。

3 出入り口の扉は、外開きより内開きの方が良い。

4 L字型手すりの直径は、50㎜程度を目安にする。

5 縦手すりは、様式便座の先端よりも後方の側面に設置する。




解答

○1:

×2:前方にスペースがあったほうが利用しやすい。

×3:便所の戸は、外開きが望ましいです。 内開きの場合、便所内で倒れたときに身体が障害物になり救助に障害になります。

×4:女性のように手の小さな人の場合直径2.8~3.2cm、男性の場合3.4~4.0cm程度が程よい太さとされています。

×5:便座の先端の方でなければ不便です。

2015年12月19日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題42







問題42  介護保険の給付対象となる住宅改修として、正しいものを1つ選びなさい。

1 寝室の近くにトイレを増設する。

2 階段に昇降機を設置する。

3 手すりを取り付けるために壁の下地を補強する。

4 浴室内にすのこを置く。

5 浴室に暖房機を設置する。



正答:3



●介護保険の給付対象となる住宅改修

1 手すりの取り付け:転倒予防、移動、移乗動作のための手すりの設置

2 段差の解消:床の段差解消のための工事

3 滑りの防止、移動の円滑化などのための床や通路面の材料の変更:浴室、居室、通路面

4 引き戸などへの扉の取り替え:アコーディオンカーテンへの取り替え、開き戸を引き戸や折れ戸、ドアノブの変更

5 洋式便器などへの便器の取り替え:和式便器から洋式便器(暖房・洗浄機能付きなど)

2015年12月18日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題41





問題41  生活に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 生活は、食事と排泄(はいせつ)と睡眠の3つの要素で構成される。

2 生活空間とは、居間と寝室のことである。

3 生活圏とは、どのライフステージ(life stage)でも同じである。

4 高齢者の生活様式は、画一化されている。

5 生活時間は、その人独自のものがある。


問題41から問題60までは、生活支援技術です。





解答

×1:生活の三要素は衣食住、健康の三要素は食事と排泄(はいせつ)と睡眠です。

×2:生活空間とは、日常生活の範囲のことなので、居間と寝室だけではありません。

×3:生活圏とは、人間の生活のための行動の範囲で、買物、医療、レクリエーション、教養、通勤、通学などの行動が行われる範囲のことです。この生活圏は、幼年期、児童期、青年期、壮年期、老年期などのそれぞれの段階で変わってきます。

×4:多様化しています。

○5:



生活支援に関する過去問題 正答


1 生活とは命の維持し育むための活動のことである。

2 介護者は利用者の生活習慣や意志の尊重をしなければならない。

3 生活支援の基本視点として大切なのは、介護者の意向より利用者の意志を尊重することである。

4 介護における生活支援とは障害があっても、健常者と同じように自分らしい生活をおくれるよう支援することである。

5 介護における生活支援では、利用者ができることに焦点をあてる。

2015年12月17日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題40





次の事例を読んで、問題39、問題40について答えなさい。

[事例]

 J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理して欲しい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。



問題40  その後、J介護福祉職は上司に、家族への対応方法について相談した。上司のJ介護福祉職への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「家族の指摘は気にしなくていいですよ」

2 「家族とKさんが一緒に衣服の整理をするように伝えたらどうですか」

3 「家族に衣服の数を減らすように助言したらどうですか」

4 「私に相談する前に自分で考えてください」

5 「私と一緒に考えましょう」




正答:5 スーパーバイザーとして、いっしょに考えていく姿勢で接することが望ましいです。

2015年12月16日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題39





次の事例を読んで、問題39、問題40について答えなさい。

[事例]

 J介護福祉職は介護老人福祉施設で勤務して1年目である。担当利用者Kさんの家族が面会に来た時に、「衣服が散らかっているから整理して欲しい」と言われた。J介護福祉職は自分の判断で衣服の整理を行った。その1週間後、Kさんの家族から、「まだ十分に整理できていない」と苦情を受けた。J介護福祉職にとっては初めての苦情であった。J介護福祉職は上司に報告した。



問題39  J介護福祉職が上司に報告する内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Kさんの最近の日常生活のこと

2 衣服の整理の仕方に問題がないこと

3 自分が責任を持って苦情処理すること

4 苦情を受け、まだ解決していないこと

5 衣服の散乱は、Kさんの認知症(dementia)の悪化が原因だということ




正答:4 苦情を受けた事実を、ありのままに報告する。


2015年12月15日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題38





問題38  介護福祉職が行う報告に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 状況を詳細に述べてから結論を報告する。

2 自分の主観的意見を中心に報告する。

3 報告の内容にかかわらず、報告のタイミングは上司の都合に合わせる。

4 指示を受けた仕事の報告は、指示者へ行う。

5 抽象的な表現に整理して報告する。





解答

×1:まず、結論から話します。それから詳しい内容を話します。

×2:主観的ではなくて、客観的に見た事実を報告するようにします。

×3:急ぐ報告がある場合は上司の都合に関係なく速やかに報告をします。

○4:行き違いが生じないように指示を受けた人に対して報告するのが原則です。

×5:抽象的な表現より具体的内容で報告します。




報告に関する過去問題 正答


1 援助者間で報告・連絡しあう場合、事実と意思は区別しながら内容を一つひとつ確認し、必要に応じてメモを取る。

2 施設の介護職員が行う記録等は、利用者数、利用者の状態と介護内容、特別に変わった状況等を記録し、勤務交替時に報告する。



2015年12月14日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題37





問題37 行動・心理症状(BPSD)のある認知症(dementia)の人への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 「何もやる気がしない」に対して、励ます。

2 「失敗しそうで怖い」に対して、かかわりを少なくする。

3 「財布を盗まれた」に対して、利用者と話し合う。

4 「亡くなった人が立っている」に対して、受容する。

5 「夫が呼んでいるので家に帰りたい」に対して、帰らないように指示する。




正答:4 現実と違っていても、本人の主張を受け入れる態度で接するとこだわりも消えます。

2015年12月13日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題36




問題36  Hさん(80歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断されており、複数の話題や複雑な内容を理解することは困難である。いつも同じ話を繰り返している。

 Hさんが同じ話を繰り返すときの介護福祉職のかかわり方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 時間の流れに沿って、話すように伝える。

2 新しい話題を提供する。

3 話の内容に沿った会話をする。

4 ゆっくり、はっきり話すように伝える。

5 途中で話を中断する。




アルツハイマー型認知症は本文に書かれているとおり、複数の話題や複雑な内容を理解することは困難です。いつも同じ話を繰り返しています。長文には問題を解くヒントがあります。アルツハイマー型認知症を知らなくても、文章を読めば、どういう症状がわかりますので、自分の知らない病気が出たからといって、あわてないようにしましょう。




正答:3 アルツハイマー型認知症は自分の世界に入っていることが多いです。その世界に合わせてあげることで、本人は安心します。

2015年12月12日土曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題35




問題35 利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。

2 どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。

3 他の家族の解決例を紹介する。

4 利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。

5 専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。





正答:1

2015年12月11日金曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題34




問題34  介護福祉職が利用者とコミュニケーションを図るときの基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 緊張感が伝わるように、背すじを伸ばして接する。

2 愛称で呼んで心理的距離を近づける。

3 自分の意見と違っても賛同する。

4 利用者の言葉に感情的に反応する。

5 利用者の主観的な訴えに耳を傾ける。




正答:5 利用者にたいして傾聴の態度です。



介護職と利用者とのコミュニケーションに関する過去問題 正答


問題

1 コミュニケーションの基本として大切なことは、自分自身の感情に気付く(自己覚知)、相手をありのまま受け止める(受容)、利用者のお話をしっかり聞く(傾聴)などである。

2 利用者と介護者との相互の信頼関係の形成を図るために、介護従事者は簡潔な自己紹介をした上で、利用者がどのような生活を送りたいかを聞く。

3 高齢者のコミュニケーションの中で、「なぜ」「どうして」という問いかけは、利用者を混乱に追い込むことがある。


4 介護援助におけるコミュニケーションでは、「はい」「いいえ」でしか答えられない質問は、利用者の言いたいことを制限し、介護従事者主導の展開になりがちである。


2015年12月10日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題33




問題33 バイステック(Biestek ,F.)の7原則を介護場面に適用したときの記述として、適切なものを1つ選びなさい。

1 「個別化」とは、利用者に具体的な指示を出すことである。

2 「意図的な感情表出」とは、介護福祉職の感情表出を大切にすることである。

3 「統制された情緒的関与」とは、利用者の感情をコントロールしてかかわることである。

4 「受容」とは、利用者の同意を得ることである。

5 「非審判的態度」とは、介護福祉職の価値観で評価せずに利用者にかかわることである。



問題33から問題40問はコミュニケーション技術の問題になります。

バイスティックの7原則はよく出てくる問題です。クライエントとの関係構築、面接場面での援助者のあり方について7つに区別しています。

1受容的態度
2個別化
3統制された情緒関与
4非審判的態度
5自己決定
6秘密保持
7意図的な感情表出


正答:5




バイスティックの7原則に関する過去問題 正答


問題

1 バイステック(Biestek,F.)は個別援助技術(ケースワーク)での援助原則としてよく知られて7原則を提唱したがそれは,個別化,意図的な感情表出,統制された情緒関与,受容,非審判的態度,自己決定,秘密保持である

2 ケースワークの原則である「個別化」とは、援助者は偏見や先入観を排し,人間についての知識を広く深く身に付けることを通して、利用者を個人として理解するということである。

3 ケースワークの原則である「秘密保持」とは援助者は利用者に関する秘密を守らなければならないということである。

4 ケースワークの原則である「非審判的態度」とは援助者は利用者を審判したり、批判してはいけないということである。

5 ケースワークの原則である「意図的な感情の表出」とは援助者は利用者がその感情を自由に表現できるように援助しなければいけないということである。

6 ケースワークの原則である「受容」とは、援助者は利用者の道徳的批判や価値観を超えて、あるがままに受け入れるということである。

7 ケースワークの原則である「自己決定」とは援助者は利用者の自分で決める権利を認識しなければならないということである。

8 ケースワークの原則である「統制された情緒関与」とは、利用者が援助者から適切な反応を受けたいというニーズを前もって認識し理解しなければならないということである。

2015年12月9日水曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題32




問題32 Gさん(30歳、女性)は介護福祉職として介護老人福祉施設で働いてから1年が経過した。最近、夜勤で初めて利用者の看取りを行い、無力感を経験した。その後、気持ちの落ち込みがあり、仕事にも支障が出そうになった。


 Gさんへの職場の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 看取りのケアについてチームで話し合いをする。

2 Gさんの好きなものをプレゼントする。

3 気持ちが楽になるように、親睦会(しんぼくかい)を開く。

4 看取りの経験を忘れるように、しばらく夜勤を免除する。

5 仕事に支障が出そうになったので、長期休暇を取ってもらう。




こういう問題は話し合いやコミュニケーションのなかでしか解決できないものです。カンファレンスを開いて、良かった点や頑張った点を明らかにしましょう。今後の看取り介護につなげていくなどのプロセスをとることが大切です。


正答:1



2015年12月8日火曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題31



問題31  疥癬(かいせん)(scabies)とその対策に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

1 マダニが皮膚に寄生することで発生する皮膚病である。

2 感染した皮膚に変化が見られない。

3 感染した利用者は他の利用者と同室でよい。

4 感染した利用者の衣類や寝具の洗濯は他の利用者のものと一緒でよい。

5 感染した利用者の入浴は順番を最後にする。




疥癬(かいせん)はヒゼンダニが皮膚の最外層である角皮層に寄生し、人から人へ感染する皮膚感染症です。アレルギーの原因となる人家の畳やカーペットに潜むダニとは全く別の種類です。非常に多数のダニの寄生が認められるノルウェー疥癬(角化型疥癬)と、少数寄生であるが激しい痒みを伴う普通の疥癬があります。





解答

×1:疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症です。

×2:湿疹、虫さされ、じんましんなどと似た病状がみられます。

×3:同室の場合、本人の同意、あるいは他の利用者の同意が必要になるケースもあります。「同室でよい」という断言は不適切です。ノルウェー疥癬の場合は個室管理が必要です。

×4:感染の可能性を考慮し分けて洗濯します。

○5:最後に入浴することで、感染のリスクが少なくなります。





●疥癬に関する過去問題の正答



1 疥癬(かいせん)は、ヒゼンダニの寄生による皮膚感染症である。

2 角化型(ノルウェー)疥癬患者は、個室管理が必要である。




角化型(ノルウェー)疥癬は非常に感染力が強いですから個室管理が必要になってきます。






■一般の疥癬


1 基本的に個室隔離の必要はないが、人との直接接触を避けるように指導する。患者の協力が得られないような場合には、個室隔離を考慮する。

2 患者に直接触れる医療器具(血圧計・体温計など)は患者専用とする。

3 患者や患者の衣服、リネン類に接触する時は、ディスポガウンと手袋を着用する。

4 患者の肌着は毎日洗濯する。個人のものは50℃以上の湯に10分間浸漬した後に洗濯する。

5 入浴は最後で、入浴後は熱湯でよく洗い流す。湯を介した感染はないが脱衣室での感染に注意する。

6 交換したタオルやシーツ類はビニール袋に入れて室外に持ち出す。

7 掃除は吸引清掃を行い、ベッドや床の消毒は必要ない。

8 患者の手が触れるところはアルコール清拭を行う

9 患者が使用した食器は通常通りの取り扱いでよい

10 検査を依頼する部門には必ず疥癬患者であることを明示する。




■角化型疥癬(ノルウェー疥癬)


1 高齢者、重症感染症、悪性腫瘍、免疫不全、ステロイド使用者などに好発する

2 感染力が非常に強く、個室隔離が必要である。

3 患者に直接触れる医療器具(血圧計・体温計など)は患者専用とする。

4 部屋専用のディスポガウンと手袋を使用する。

5 患者の肌着は毎日洗濯する。個人のものは50℃以上の湯に10分間浸漬した後に洗濯する。

6 入浴は最後で、入浴後は熱湯でよく洗い流す。

7 ベッドを含めた寝具、床、カーテンなどの入念な吸引清掃を行う。(HEPAフィルター付の掃除機を使用する)

8 ベッドや床の消毒は必要ない

9 移動時はベッドごと行う

10 患者の手が触れるところはアルコール清拭を行う。

11 病室から出るゴミは、密封して一般ゴミとして廃棄する。医療廃棄物は病室内に容器を設置し処理する。

12 ベッドのマットレスは患者使用後10日間は使用しない。

13 個室解除時・退院時カーテンの交換も行う。

14 使用したマットは、疥癬と明記してマット消毒に出す。

2015年12月7日月曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題30



問題30  内閣府が2010年(平成22年)に実施した「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」の「自宅における転倒事故」に関する回答の中で、転倒が最も多かった場所として、正しいものを1つ選びなさい。

1 玄関・ホール・ポーチ

2 居間・茶の間・リビング

3 庭

4 便所

5 浴室



たいていの人は浴室をイメージするのではないでしょうか。でも、浴室にいる時間は1日の間でも短いです。もしかしたら、3日に一度しか入らないかもしれません。立っている時間が多いと、転倒する確率も高くなります。





正答:3





2015年12月6日日曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題29



問題29  車いす操作の安全性に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 車いすの点検は介護福祉職が気づいたときに行う。

2 ブレーキが利きやすいように空気圧を下げる。

3 利用者が乗っている車いすを2台同時に押す。

4 ドアを片手でおさえながら、利用者の車いすを押す。

5 急勾配(きゅうこうばい)のスロープを降りるとき、車いすは後ろ向きにする。



常識問題のような気がします。車いすの点検は普通は車いすを使用する前です。空気圧を下げるとブレーキー利きが悪くなります。車いすを2台同時に押すことは不可能です。片手で車いすを押すことになります。ドアをおさえながらも不可能です。




解答

×1:車いすを使用する前に、安全のため各部の点検を行うのが原則です。

×2:空気圧が低すぎると駆動が重くなります。ブレーキの効きが悪くなります。高すぎるとクッション性が悪くなります。

×3:利用者一人につき介助者は一人でなければ、安全性の確保は困難です。

×4:前進するときは必ず両手で押します。ドアがあるときは、まずドアを開けておいてから前進します。

○5:坂が急なときはブレーキを軽く使いながら、後ろ向きに一歩ずつ下ります。