2015年11月12日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題5



問題5から問題16まで、「社会の理解」分野から出題されます。



問題5 民生委員の委嘱に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。


1 都道府県知事の推薦によって厚生労働大臣が委嘱する。

2 更正援護に熱意と見識をもっている者の中から都道府県知事が委嘱する。

3 地域の自治会または町内会の役員から市町村長が委嘱する。

4 市町村社会福祉協議会の推薦によって都道府県社会福祉協議会会長が委嘱する。

5 児童福祉法による児童委員に委嘱することは禁じられている。



民生委員の問題はよくでます。

●民生委員のポイントは「知事が推薦、厚生労働大臣が委嘱」です。これを知っていれば、1が正答だとわかります。

文章2の「熱意」ってどうやってわかるの?って感じだし、文章4も同じ「市町村社会福祉協議会」が推薦して委嘱して意味あるの?って感じたし、文章5の「禁じられている」は過激すぎます。

●「禁じられている」は選ばない。

ちなみに「民生委員」は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。


解答 1が○



過去問で正答だったのは


民生委員の根拠法は民生委員法であるが,民生委員は生活保護法において協力機関として位置づけられている。

民生委員は、都道府県知事の推薦によって、厚生労働大臣がこれを委嘱する。

民生委員は,児童福祉法による児童委員を兼務しており、都道府県知事は児童虐待が行われているおそれがあると認められるときは、児童委員に児童の居宅への立入調査を行わせることができる。

担当民生委員は、地域の住民が生活福祉資金における療養・介護資金の借入れを申し込む場合、民生委員調査書を添えて当該市町村社会福祉協議会に提出する。


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