2015年11月26日木曜日

介護福祉士試験過去問 第27回問題19



問題19 介護福祉士に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。(類似過去問で出題済み)

1 介護福祉士の資格は、業務独占の資格である。

2 介護福祉士の資格は、更新制である。

3 介護福祉士になるには、都道府県知事に申請し登録しなければならない。

4 介護福祉士は、介護等に関する知識や技術の向上に努めなければならない。

5 刑事罰に処せられた者は、どのような場合も介護福祉士になれない。




あたりまえのことですが、介護福祉士に関する問題が毎年、必ず出題されます。知っていれば取れる問題ですので、一度、過去の介護福祉士試験の問題に目を通していればいいでしょう。でも、わからなければ、文章を読んでみると、ひとつだけ、当たり前のことを言っています。知っていれば、自分の知識を使って解いてください。そして、どんどん間違った文章は消去していきましょう。選択肢は少ない方がいいです。最後に残ったものが、まったくわからなければ、介護福祉士試験の問題のなかには、むずかしい文章が並んでいて、ひとつだけ、ごく当たり前のことが書かれている場合があります。それが正答の場合が多いです。


●迷った場合は、単純な方、「当たり前のことだなあ」と思う方を選ぶ。

●「どのような場合も」は除外する



正答:4




解答

×1:業務独占の資格でなく、名称独占資格です。名称独占資格とは、有資格者でなければその肩書きを名乗ってはいけないと法律で規定されている公的資格のことです。介護福祉士の資格がない者が介護業務に携わっても違法ではありませんが、介護福祉士と名乗ると違法となります。


×2:更新制でなく登録制です。合格した後に「登録」しないと資格はもらえません。合格しただけで「介護福祉士になりました」と勘違いする人がいますが登録という税金をまず払わなければいけません。


×3:

○4:介護福祉士はその専門的な知識、技術に加えて専門職としての倫理が求められます。

×5:
介護福祉士の欠格事項は法律で定められています。

一  成年被後見人又は被保佐人

二  禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して二年を経過しない者

三  この法律の規定その他社会福祉に関する法律の規定であって政令で定めるものにより、罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなつた日から起算して二年を経過しない者

その他、介護福祉士の登録を取り消された者も含まれます。







●介護福祉士に関する過去問題 正答のもの



問題

1 介護福祉士は,登録を受けた事項に変更のあったときは、指定登録機関に登録証を添えて、遅滞なく、その旨を届け出て、その訂正を受けなければならない。

2 介護福祉士には、信用失墜行為の禁止義務がある。

3 介護福祉士には,資格保有時だけでなく、資格喪失後においても秘密保持義務(守秘義務)がある。


4 介護福祉士の登録の申請をしようとする者は、登録免許税を支払う義務がある。

5 社会福祉士及び介護福祉士法では、介護福祉士となる資格を有する者が介護福祉士となるには、介護福祉士登録簿に、氏名、生年月日その厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならないとしている。


6 介護福祉士にはその専門的な知識、技術に加えて専門職としての倫理が求められる。



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