問題18 2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」(厚生労働省)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 65歳以上の者のいる世帯の場合、世帯構造別の構成割合は「単独世帯」と「夫婦のみの世帯」を合わせても半数以下である。
2 65歳以上の者のいる世帯の場合、世帯構造別の構成割合は「三世代世帯」が半数を超えている。
3 主な介護者が同居の家族の場合、「子の配偶者」が主な介護を担う割合は、「配偶者」、「子」を上回っている。
4 主な介護者が同居の家族の場合、その介護者の年齢は、男女共に60歳以上の割合が半数以上を超えている。
5 要介護者等と同居する主な介護者のうち、男性の割合は1割程度である。
知らない人はお手上げの問題です。でも、少しでもおかしいものは消していって、5択から4択、3択とすれば、それだけ正答を選ぶ確率が高くなります。
文章1は今は核家族化が進んでいるので、「単独世帯」と「夫婦のみの世帯」を合わせれば、半数は超えているのではないかと思います。逆に文章2のように、「三世代世帯」が半数を超えているというのはおかしい感じがします。介護する人も「子の配偶者」よりも「配偶者」の方が多いと思います。文章5は少なく感じます。
正答:4
解答
×1:65歳以上のものがいる世帯を100%としたとき「単独世帯」と「夫婦のみの世帯」の割合は54.1パーセントです。
×2:「三世代世帯」の割合は16.2パーセントなので半数は超えていません。
×3:「同居」の主な介護者の続柄をみると、「配偶者」が25.7パーセントで最も多く、次いで「子」が20.9パーセント、「子の配偶者」が15.2パーセントとなっています。
○4:主な介護者が同居の家族の場合、その介護者の年齢は、男女共に60歳以上の割合が半数以上占めています。
×5:男性の割合は3割弱です。
0 件のコメント:
コメントを投稿